バス運転士による、まったり安全運転ブログ

~安全講習~ バスが完全に停車してから座席はお立ち下さい!

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

今日はお休みです!

とは言っても、

近日めっきり仕事が無い観光バス業界。

先日の免々田川の桜以降、乗務はナシ・・・

(その時の仕事は、↓をご参照下さい!)

busdriverkenzo.hatenablog.com

ずっと休み日勤の繰り返しです・・・

 

そんな中、

昨日は営業所内で安全講習を受講しました!

(受講といっても講師が来るワケでは無く、助役の進行)

内容としては・・・

  1. バスは他車の模範となるように心掛ける事
  2. 着席アナウンスの徹底、車内事故防止
  3. 飲酒する際の留意点(1単位と消化時間)

という事でした。

 

アルコールの1単位については、

先日記事でも取り上げさせて頂きました!

busdriverkenzo.hatenablog.com

今回は、車内事故についてお話ししますね(*^^*)

 

車内事故というのは、

車内のお客様が怪我をされる事をいいます。

大体は急ハンドル急発進急停車で転んだというものが多く、

立ち客が多い路線バスで発生する確率が高いものです。

 

急制動でなくても・・・

お客様が座っていないのにバスを発進させたり、

バスが止まる前にお客様が席を立つ

そんなケースも多くあります。

 

この車内事故、

実は交通事故と扱いは同じなんです。

なので警察を呼び現場検証もしますし、

運転士にもある程度の過失が付きます。

シートベルト装着案内走行中着席

案内があったか無かったかで割合は変わります)

 

観光バスの場合は、

降車場所に着く前に起こりやすい傾向にあります。

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“棚の上の荷物を取ろう“

と席を立ち上っている時にブレーキ操作

よろけて転倒するケースが特に目立ちます(>_<)

 

シートベルト着用案内パンフレットや

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出発前に運転士が

「バス走行中は、シートベルトをお締め下さい」

という案内をする理由の一つは、

こういった車内事故を無くす為でもあるのです。

“走行中=バスが完全に止まるまで”です!

 

道路は前方の状況が刻一刻と変化するので、

いつ急ブレーキを踏むか分りません!

バスに乗車される際には、

座席はバスが完全に停車するまで立たないように

ご協力をお願い致します・・・!m(_ _)m

(どれだけ言ったところで、

こればっかりはお客様の理解無しには

どうしようも無いことなんです・・・!)

 

自家用車でも正しいシートベルトの着用で、

安全運転でいきましょう(*^O^*)/

 

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