~安全講習~ バスが完全に停車してから座席はお立ち下さい!
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今日はお休みです!
とは言っても、
近日めっきり仕事が無い観光バス業界。
先日の免々田川の桜以降、乗務はナシ・・・
(その時の仕事は、↓をご参照下さい!)
ずっと休みと日勤の繰り返しです・・・
そんな中、
昨日は営業所内で安全講習を受講しました!
(受講といっても講師が来るワケでは無く、助役の進行)
内容としては・・・
- バスは他車の模範となるように心掛ける事
- 着席アナウンスの徹底、車内事故防止
- 飲酒する際の留意点(1単位と消化時間)
という事でした。
アルコールの1単位については、
先日記事でも取り上げさせて頂きました!
今回は、車内事故についてお話ししますね(*^^*)
車内事故というのは、
車内のお客様が怪我をされる事をいいます。
大体は急ハンドルや急発進、急停車で転んだというものが多く、
立ち客が多い路線バスで発生する確率が高いものです。
急制動でなくても・・・
お客様が座っていないのにバスを発進させたり、
バスが止まる前にお客様が席を立つ
そんなケースも多くあります。
この車内事故、
実は交通事故と扱いは同じなんです。
なので警察を呼び現場検証もしますし、
運転士にもある程度の過失が付きます。
(シートベルト装着案内や走行中着席の
案内があったか無かったかで割合は変わります)
観光バスの場合は、
降車場所に着く前に起こりやすい傾向にあります。
“棚の上の荷物を取ろう“
と席を立ち上っている時にブレーキ操作、
よろけて転倒するケースが特に目立ちます(>_<)
シートベルト着用案内パンフレットや
出発前に運転士が
「バス走行中は、シートベルトをお締め下さい」
という案内をする理由の一つは、
こういった車内事故を無くす為でもあるのです。
“走行中=バスが完全に止まるまで”です!
道路は前方の状況が刻一刻と変化するので、
いつ急ブレーキを踏むか分りません!
バスに乗車される際には、
座席はバスが完全に停車するまで立たないように
ご協力をお願い致します・・・!m(_ _)m
(どれだけ言ったところで、
こればっかりはお客様の理解無しには
どうしようも無いことなんです・・・!)
自家用車でも正しいシートベルトの着用で、
安全運転でいきましょう(*^O^*)/
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