路線バス 乗せこぼし・早発は法令違反！
みなさんおはようございます！
バス運転士のけんぞ～です(^^ゞ
本日はお休みを頂いているのですが、
昨日までの流れで路線バスの話を書きます！
私は普段路線バスを運転すると、
気疲れからかお昼が喉を通りません←
その原因の一つが、バス停の存在です！
これがあるかないか、
貸切と路線の最大の違いですね(^^;)
さてさて、
では何故そんなに気になるのかというと
- 定刻よりも先に通過してしまった
- バス停のお客様を見落として通過した
- 停車ブザーに気付かずに通過した
これらを誤通過といいますが、
なんと立派な法令違反になります。（道路運送法）
なので、
なんとしてもこれらを阻止する為に
我々運転士は気を張っているわけです。
しかしながら、
同じ場所を何度も何度も走る路線バス･･･
なかなかそれがムズカシイのです(T_T)
1．定刻よりも先に通過してしまった
クレーム件数でも毎月１件はあがります。
こういう事が無いように、
バス停通過毎にダイヤ表確認を行います。
少し前まで遅延しており、
“遅れている”という頭になっていると
この確認も疎かになりがちです(>_<)
２．バス停のお客様を見落として通過した
非常に多く、クレーム件数もダントツで多いんです。
しかしながら･･･
バス停から離れた所にいるお客様の多い事！泣
・壁の死角にいたり
・離れたベンチに座っていたり
・近くのコンビニから出てきたり･･･
バス停付近に少しでも人がいたら、
「○○バス停確認の為扉の開閉させて頂きます」
と原則止まるようにしています！
３．停車ブザーに気付かず通過した
これは私経験がありまして･･･
お客様が営業所に言わなかったので
何も無かったことになっていますが、
電話一本あれば始末書でした(--;)
ブザーが鳴って「次○○停車致します」とアナウンス。
その後バス停直前の交差点を左折する際に
自転車や歩行者確認に気を取られてしまい、
“次停車”が頭の中からするり･･･
（普段から利用客の少ないバス停でもあった）
バス停を少しすぎてから
「降りるんだけど！」
というお客様からの一声でようやく気づき…
今はこれを無くす為に、
停車ランプ（ボタンを押されると光る）を
バス停が近づくと指さし確認しています！
誤通過をしてしまうと、
法令違反と同時に会社からも
事故を起こした時と同等の処罰が科せられます。
それでもやはり運転士も人間。
機械みたく100％完璧では無いので、
どれだけ防止しようと頑張っても限度があります。
皆さんがこういった場面に出会した時、
運転士が〝誠意ある謝罪〟をしていたのなら
是非寛大な心で大目にみてやって下さい(T_T)
（謝りもせずにふんぞりかえってるような、
偉そうな運転士なら迷わず一報を！笑）
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