バスは交通最弱者・・・!?
みなさんおはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回は、
バス運転士が感じる“道路での肩身の狭い思い”について
つらつらと書いていこうと思います(-_-;)
(ツイッター様より画像拝借致しました
この画像、何が問題か解りますか?)
さて、
皆さんは「交通弱者」という言葉をご存じですか・・・??
意味は二通りあります!
- 過疎地域等で交通の手段が無い方々
- 自動車(強者)に対して被害者となりやすい子供・高齢者
辞書などで調べると、大体このような事が書かれています。
今回の交通弱者とは後者の意味です。
実際に、
自動車と自転車の事故が起きた際には
自動車側の過失の方が大きくなります。
これは自転車に子供や高齢者も乗ることから、
弱者と見なされるようです。
この書かれ方で言うと、
大型車というのはもはや、交通最強者。
我が物顔で道を走る物という印象を受けます。
(この職に就く前はそう思ってました)
しかしながら、
そんなことはないんです。
今の世の中、
バスというのは非常に世間から
厳しい目を向けられています(>_<)
会社名はバスを見たら直ぐにわかるので、
些細なことでも何かあれば直ぐに
会社へ連絡&ネットに投稿。
そんな弱い立場なので・・・
- バスの前に急に割り込んでくる
- バス停に駐車される
- ウィンカーを出しても譲ってもらえず
- 配車場所ではエンジン止めててもクレーム
- バイクや自転車は平気で横をすり抜ける
これに加えて最近はお客様の中でも、
- 無茶ないちゃもんをつける
- 運転士を許可無く動画に撮る
など運転士を下に見ている方が目立ちます。
(最近YouTubeとかでもよく見ます--;)
余計なプレッシャーは安全運転を妨げます。
正直な話、
バスは交通最弱者です。
こちらは普通に走っていても、
“事故を貰う”確率は非常に高いのです。
何故あまり事故にならないのかというと、
運転士が常に気を張って警戒しているからです。
こういう話になるとベテランの先輩方はいつも、
「昔はこんなんじゃなかった」
「もっとのびのび運転してた」
と言います。
規制緩和に起因するバス事故の多さや
携帯電話やインターネットの普及により、
どんどんバスは道路の隅に追いやられ・・・
こうやって肩身が狭くなっているんでしょうね(T_T)
そんな中でも、
しっかりとプロ意識と誇りをもって、
モチベーションを保って頑張っていきます(^^ゞ
良い運転、接客でバス地位の底上げを!笑
(乗る人が少ないからなかなかムズカシイか・・・!)
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