バス運転士による、まったり安全運転ブログ

飛び石にはご注意を・・・!

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

今回は飛び石についてのお話しです!

車を運転しない方にとっては

あまり馴染みが無い言葉かもしれません。

しかし、

一度食らったことがあれば、

その衝撃・理不尽さから

忘れられない記憶として残っているのでは(^^;)?

 

~そもそも飛び石というのは何?~

主に大型車のスタッドレスタイヤの溝に挟まった石が、

走行中の遠心力によって後方に弾かれます。

それが飛び石と言われています。

というのも、

バスもそうなんですが大型車のスタッドレスタイヤって

石ころが挟まるのにベストな溝の広さなんですね(>_<)

そして、

それを全て取り除くのは不可能なんです。

 

~私の飛び石経験~

つい最近の事なのですが、

片道2車線の国道にて相方の車を運転していました。

前の乗用車が遅かったので、追い越しレーンに移った瞬間

“バチン!”と凄い音が。

バスで飛び石は結構慣れっこです。

(フロントガラスが大きいので貰う確率も高い)

“うわぁ~、結構大きい飛び石貰ったなぁ”

なんて思いながらフロントガラスを確認。

入っていました。ヒビが。

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(写真は撮って無かったのでイメージ)

 

~安くで直せるか、直せないか~

ヒビが入ったら、ほぼガラスは取り替えになります。

取り替えだと、

  • 純正だと10万程
  • 外部品だと7万程
  • 中古があれば5万程

上記に加えて工賃、カメラ位置調整費が掛かります。

(後者はiSight等のレーダー調整。無い車もあります)

相方の場合は中古が無かったので外部品。

工賃込みで10万程したと思います(^_^;)

 

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因みにこのようにヒビが入っていない場合は、補修が可能。

1万円くらいでキレイに直る事もあります!

ただ後回しにしていると、

振動・寒暖差によってヒビが走る事も。

出来るだけ早く補修して貰いましょう!

“小さいヒビだし、前が見えるからOK”

という考え方はNG

次の日には広がっている可能性大です。

 

~やるせない飛び石~

飛び石の嫌なところ。

それは相手がいないのに

安くない修理費を払う事ですよね(T_T)

ガラスを換えたって保険を使うほどではありません

私の場合は恐らく対向車線のトラックですが、

大型車が殆どを占める国道、

特定なんて出来る筈がありません。

 

仮に特定できたとしても・・・

  • ドラレコには石まで写らないので証拠が無い
  • 前途したように全ては取り除けない

という事で結局泣き寝入りになってしまいます。

 

~飛び石を貰わない為に~

なるべく飛び石を貰わない為には何が出来るのか??

それは、

車間距離を空ける事です!

大型車を追い越さないなんかも、

ストレスにならなければある程度有効です(*^^*)

飛び石は、ガードにより真後ろにはあまり飛びません。

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それよりもガードに当たり、

斜め後ろが一番飛びやすいのです。

 

しかしながら、

私のように対向車線から貰うこともありますし、

追い越してきた車から貰う事もあります。

100%防ぐ方法はなく、

気を付けていても飛び石を貰ったら

諦めるしかありません(T_T)

貰う人は貰いますし、貰わない人は免許返納まで貰いません。

これは運としか言いようがないのです(--;)

 

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