自慢の運転士の制服!~制服を着るに至るまで~
みなさんおはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
“袖を通したいあの服、自慢の一着”です(*^_^*)
皆さんにとって憧れの服ってありますか??
今の私からすれば、
街を行き交う学生服の子供が本当に眩しくて(笑)
あぁ、もう一度学生服を着たいなぁ・・・
なんて思うのはおじさんになったからでしょうか←
さて
私は小さい頃より憧れていた服がありました!
それは物心付いたときから父の着ていた、
「運転士の制服・制帽」です!
やはり幼い頃からずっとバス運転士である父を間近で見て、
ビシッと制服を着て大きなバスを運転する、
そんな父をカッコいいと思わずにはいられませんでした。
しかしながら、
そんな父からはバス運転士になる事を猛反対され・・・
「バスの運転士なんかになったら、家を追い出すぞ!」
とまで言われてしまう始末。
いや、
何より命を預かる職ですし、
他の運転職からすれば法の護りも薄いと言えます。
反対するのも理解は出来るのですが・・・
そんなこんなで色々と考え、
中・高校時代は鉄道運転士に惹かれ始めます。
というより、
高校時代にはその進路しか頭にありませんでした。
実際に高校卒業時、
進学クラスだったにも関わらず学校側が枠を設けてくれ、
JRの採用試験を受けることとなりました。
何日も日が暮れるまで面接練習をして頂いた担任の先生、
模擬面接を何度として頂いた進路部長の先生には、
本当に今でも感謝しています。
肝心の選考はというと…
とある理由にて私は絶望を味わう事となります。
電車の中で泣いていました。
後日学校に来た通知も予想していた通り。
担任の先生の前では嗚咽をあげて泣き、
先生も一緒になって泣いてくれました。
(抗議してやると言って頂いた先生も・・・)
ここで担任の先生は優しく、
今でも忘れない一言をかけて頂きます。
「天職という言葉がある。どんな職業かってそう。
これは天が一人一人に与えた仕事って意味だ。
けんぞ~が電車の運転士になっていたら、
いつか大きな事故をしていたのかもしれない。
神様が、他の仕事の方が良いって言ってくれたんだ」
この言葉で私はようやく他の職業に目を向ける事ができました。
ここからバス運転士に再び目を向けます。
しかしながら、
まだ学生である私にとって父の反対は大きく、
運転士以外も視野に入れる事から大学進学を選択。
それでも交通には携わっていたいという思いから
就職活動では様々な職種の企業を受けました。
結果として、
小売りで数年働きますが、
やはりバスへの執念が捨てきれず・・・
今の会社へ転職する事となります。
(↓色々と重なった時期ではありましたが↓)
無事に憧れの制服に身を通すことになったのです(o^^o)
(父との蟠りもありましたが、今では解消できました)
SAのおばちゃんや、お客様(主に学生さん)に、
「その制服カッコいいね!」
なんてよく言って頂けます。
色々な紆余曲折がありましたが、
私は今身に付けている制服が、
自慢の一着です。
今週のお題「自慢の一着」でした!
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