バス運転士による、まったり安全運転ブログ

バス酔いしやすい方へ… ~次回から出来る酔い対策!~

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

バスの座席による温度差をご紹介しました!

(↓宜しければご覧ください↓)

busdriverkenzo.hatenablog.com

 今回はこれも踏まえて…

バスの酔いやすい席・酔いにくい席をご紹介します!

 

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<目次>

 

酔ってしまう原因

先ず、

何でバスって酔いやすい乗り物なのか?

勿論、数々の原因があります。

  • タイヤからの振動が大きい
  • 遠心力がかかりやすい
  • 視覚と遠心力との不一致
  • 車内温度が均等化されず、適温が保ちにくい
  • 過去に酔った記憶
  • 健康状態(空満腹・寝不足など)
  • 三半規管が未熟な子供
  • 運転士がへたっぴ

主にこれらが作用して酔いは生まれます。

最後の方以外は、

座席選びで結構違ってきそうですね(*^^*)

 

酔いにくい席とは

ではどこが一番酔いにくい席なのか?

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ズバリここがベストです!

4~6列目に当たる位置ですね。

両タイヤの間に位置するので、一番振動が緩和されます。

加えて出入口から遠くもなく近くもなく…

ドアを開けると空気循環され、空調も適度な座席といえます!

外の景色を見るために窓側を押さえましょう!

 

意外と危険な前席•後席

一番前の席、実は酔いやすい席です。

理由はバスの長い構造から。

先のタイヤの振動も伝わりやすい位置な他

軸である後輪からあまりに離れてしまい、

カーブの時には一番遠心力がかかります。

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景色が良いので酔う人が好む席ですが、

(実際に視覚との不一致は無くなりますが)

山道等カーブが多い道が想定される場合には

最も振り回される位置となるので避けた方が良いと言えます。

 

閉鎖的で空気の籠りがちな最後列も危険といえます。

エンジン熱から空気が熱されますし、

音が最もうるさい席です。

(逆に閉鎖的な空間が落ち着く人には○)

 

酔わないポイント

座席選びの他にも酔わないポイントは多くあります!

一番のポイントは、

「バス=酔いやすい」

という意識を無くすことです(#^^#)!

多くの方は、

三半規管の未熟な“幼少期に酔った不安”の連鎖から酔います。

なので、気を紛らわすのが一番の得策と言えます。

  • 音楽を聴く
  • ツアーなら友達との会話に花を咲かす
  • 行先でのプランを(確認)考える
  • 外の景色を楽しむ
  • 寝れるなら寝る(夜行)

等で対策が出来ます。

又、視覚と揺れの不一致はどの乗り物でも酔う原因!

読書・携帯を見る等は可能な限り避けましょう!!

 

また、

体調を整える事も重要です!

  • 出発前に“消化の良い軽食”を取る(空腹・満腹は×)
  • 睡眠はしっかりとっておく(昼行)
  • トイレはバッチリ済ませておく

万全の体調にしておきましょう!

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まとめ

  • 酔いにくい座席はタイヤとタイヤの真ん中
  • 多くは“酔った経験”から酔いを誘発する
  • 気持ちを“酔い”から逸らす
  • 体調を整える

如何でしたでしょうか?

長い時間乗るツアーバスや高速バス…

記事の中の対策も宜しければ取り入れて、

是非快適にお過ごしください\(^o^)/

 

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