バス運転士による、まったり安全運転ブログ

右左折時には、少し前から歩道を確認!

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

以前乗務していた時に、

こんな事がありました。

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私が交差点を直進しようとしていた所…

対向の右折車が進路上でピタッと急停止!

予測出来ていたので急制動はかけませんでしたが、

何も意識していなかったら文字通り急ブレーキ、

最悪の場合衝突事故にまで繋がっていたでしょう( ゚Д゚)

 

~何が原因?~

対向の右折車は、何で急に止まったのでしょうか?

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答えは横断歩道に歩行者がいたからなのです。

向こうの車からすれば、

「対向は遅いバス、ラッキー、今だ!」

といった心境で急いで右折したのでしょうが、

目の前には横断中の歩行者が…。

結果、

交差点の対向レーン上で停止するハメになったのです。

 

~防止策~

以前の記事にて

“中心視”“周辺視”の話をしました。(↓参照↓)

busdriverkenzo.hatenablog.com

この対向車はまさしく“中心視”でバスのみを見ていた事になります。

 

どうでしょう。

交差点を右左折する際に、

歩行者の確認はいつ行っていますか…?

 

一番理想的だと思うのが、

“交差点手前から意識しておく”事です。

私はいつも50ⅿ程手前から曲がる側の歩道を確認しています。

(直進しながら横目で歩道を確認しているイメージです)

後方をミラーで確認するよりも正確に、

尚且つ簡単に情報を収集でるからです。

 

こんなにもに早くに確認し始める理由は、主に

“対自転車対策”

自転車は速度が速いので、

曲がりながら確認をしていると接近に気付けません。

左折時でも発見が遅れ、

巻き込む可能性が十分あります。

 

もし歩道上に歩行者・自転車を確認した際には、

例え対向車がいいタイミングで途切れても

交差点真ん中で停止するのが安パイです。

 

~急がず・冷静に周囲を見る~

対向車の心理が解らないワケでもありません。

特に後続車が居た場合には焦り、

対向が切れるタイミングを今か今かと計ります。

それが遅いバスであれば条件反射的に曲がりたくなります。

 

が、

そういう時こそ事故が起きます!

運転中に焦り・急ぎは禁物!!

直進する側でも、

周辺視にて周りを見ていると

こういった出来事に気付けます。

 

右左折の際には手前からの歩道確認、

ちょっと意識してみて下さいネ!(*^^*)

 

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