職場紹介③ ~沢山あるスイッチ 2/2~
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回は久しぶりの職場紹介!
というワケで前回↓
に引き続きまして、
運転席周りのスイッチ紹介を行います!
今回はハンドル回りとなります(o^^o)
※バスのグレード、車両毎にスイッチの種類、配置は異なります。
~1.ハンドル左部分~
① “扉開閉”
大きな扉を開け閉めする際に仕様します!
「開」を所にランプが付いており、
完全に閉まると消灯します。
画像では付いているので扉が開いている状態です。
② “クラウチング昇降”
クラウチングとは、乗降をし易くする為の装置。
バス前部エアサスの空気を抜き、
乗降扉部分の落差を無くします。
つまりはバスの頭を傾ける装置です!
コチラにも「ダウン」にランプが付いており、
クラウチングが下がっていると点灯ます。
完全に上がっていない状態でサイドを降ろすと、
結構な音量で警告音が鳴ります。
(満車時なんかでは数十秒掛かる事も・・・)
よって、
揃ったのに出発しない場合、クラウチング待ちの可能性も!
③の列
<左>“ヘッドライトウォッシャー”
<中>“インフォメーション操作”
<右>“パワーモードorエコモード操作”
どちらにしていてもあまり変化を感じません。
④の列
<上>“シートベルトアナウンス”
一応手動・自動が選べます。
<下>“ES装置調整”
⑤の装置にて、制動解除するタイミングを調整します。
⑤ “ESスタート”
上り坂等でクラッチを繋ぐまで停止制動を維持する装置です。
⑥ “ハンドルの重さ調整”
ハンドルの重さを調整できます。
基本的には切(標準)、高速走行時や強風時にヘビーにします。
かなり前の記事に書きましたが、
中型にはこのボタンが無く高速で風が吹くと怖い思いをします←
⑦ “車両安定制御入切”
基本いじる事はありません。
〇実はFFシフト非常レバーも!
⑥と⑦の間に微妙にテカっている物体が見えます。
これがFFシフト異常レバー。
これを手前に引くと緊急手動に切り替わります。
(他にも操作が必要となります)
~2.ハンドル右下~
① “メインスイッチ”
バス全体の電源みたいなものです。
これを付けないとエンジンも掛りません!
② “水温上昇”
雪山等の冷寒地にて、水温が上がるまでアイドリングすると
先日の記事に書いたように煤が溜まってしまいます。
その際にこのボタンを押すと水温上昇が早くなります。
③の列
<上>“メーター調光”
<下>“アイドルアップ”
このボタンを押すと、
クラッチを切っている間アイドリング時回転数を上げます。
坂道発進の際に補助装置として使用します。
④の列
<上>“フォグライト”
<下>“追従クルーズ車間調整”
~ハンドル右上~
①“PCS装置”
衝突回避装置のON/OFFです。基本触りません!
②“オートクルーズ”
定速クルーズ/追従クルーズをそれぞれ押せば開始します。
③“車線越脱警告”
車線を跨ぐ事が必要時にも警報が鳴るので、
私は基本的にOFFにしています(^^;)←
④“デジタコ操作盤”
出庫時、入庫時に操作を行う事は勿論、
連続運転時間等も確認可能です。
⑤“デフロスター”
普通車と同じ操作です。
~まとめ~
以上、
職場紹介として2回に分けてスイッチ類を紹介しました!
モチロン前途の様にスイッチ類は、
会社やバスのグレードなんかによって様々です。
因みに今回は現行型セレガでしたが・・・
私は1つ前の、
このセレガRの運転席周りが一番好きなのです。
囲まれている感じとゴチャゴチャ感がコクピットの様で、
特別な車を運転している感が強かったから←
さて、
皆様が「押してみたい」スイッチはあったでしょうか!?笑
良ければこちらもポチッと宜しくお願いします!