バス運転士による、まったり安全運転ブログ

運転教習でした!

こんばんは!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

 本日は先日予告していた様に、

“運転教習”に行って参りました!

私はですね、てっきり

busdriverkenzo.hatenablog.com

こんな感じで何人か乗り合せて

どこかに行く教習を予想していたのですが・・・

まさかの座学でした(゚Д゚)!!

という訳で、

今日はお勉強をして参りました~(・∀・)

(別に座学が嫌いって訳では無いですョ!)

 

<目次>

 

事故には心理的要因が大きい

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今回は事故が起こる背景について、

心理的要因を詳しく紐解いていこうという内容でした。

一つの事故が起こる背景として、

  1. 成功体験からの決め込み
  2. 会社(上長)からの圧力
  3. 同調意識

これが関係している事が非常に多いんです。

↓一つずつ例を挙げると・・・↓

  1. 以前はこのやり方でミスが無かったから大丈夫
  2. 期限を守らないと罰せられる
  3. 上司も他のやり方でやっているから

こうなってくると、

幾ら会社側が安全マニュアルを作ったとしても

全てが守られるわけではありません。

よって、

重大事故へのリスクが上がるという訳です。

(日本人の性質も大きく影響していますね)

 

これは現場職ではよく見られる事で、

勿論バスも例外ではありません。

私が教習で習ったいろはが現場では役に立たない様に、

現場では現場のやり方が根強いものです。

 

これらを少しでも無くしていく為に、

  • 個人々での判断、意見が言える風土作り
  • 少しの道間違い、時間遅れへの寛容化(会社側)

これを進めていこうと言う話で締めました。

 

DR解析

次いで恒例のDR(ドラレコ)解析、

見た中でも季節柄なのが雪道でのシーンです。

梯団で大雪の中を走行しており、

本来入る筈のチェーン脱着場が渋滞の為上り坂で停車。

全台その場でチェーンを捲く事になった様です。

 

運転士とガイドが外に降りて暫くした時、

ツーーーッと滑って後退していくバス・・・

お客さまがフットブレーキを手で押さえつけ、

&雪の壁にぶつかってなんとかバスは停車したのでした。

(低速で雪の壁衝突だったので傷もなし)

・・・・・・重大事故と紙一重

見ているこっちもヒヤヒヤものです。

 

さて、何が問題だったのか?

そもそも上り坂で捲く事自体難易度が上がります

更に雪で滑る心配がある道路では、

フットブレーキを離さない事がベターです。

サイドブレーキが後輪で掛かるのに対して、

フットブレーキは4輪全てに掛かっているからです)

そして・・・

最もたる原因というのが、

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画像はアクセサリーですが、

これの大型車チェーンverが楔輪止めです

楔輪止めをしていなかった事なのです(゚Д゚)

これからバスに乗る方は必ず覚えて頂きたいのですが、

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この様な普通の輪止めはバスと一緒に滑るので

雪道では全く意味を成しません。

雪道では必ず楔輪止めをステップ(乗降階段)に置き、

いつ何時でもタイヤに噛ませられる様にしましょう!

 

担当車は大丈夫・・・?

最後に所長より、

「バスを今月数台減らしますので」

というお達しがありました。

 

以前にも

busdriverkenzo.hatenablog.com

コチラで書きましたが、

全体的に数十台減らす予定である当営業所。

保有バスの1/3くらいになる予定ですので

かなりの保有台数縮小と言えます。

 

まだどの車がという話は決まっていませんが、

果たして担当車は生き残る事が出来るのか!?

(ってか会社は大丈夫なのか!?)

自分の中では綺麗に磨いてきたと思っている分、

失ったときの消失感も大きいものです(>_<) 

どうか、これからも乗り続けられますように・・・!!

 

以上、

本日の仕事内容でした!

 

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