バス運転士による、まったり安全運転ブログ

路線バス バス降車後の数秒間に要注意

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

ニュース等を見ていると、

「バス降車後に接触

という事故をたまに目にする事があります。

今回は、

運転士も乗客も気を付けなければならない、

“降車後の数秒間”

についてお話ししていきます。

 

<目次>

 

バス降車時の事故は案外多い

路線バスでの事故として、

車内事故が多いことは以前お話ししました。 

(↓宜しければご覧下さい♪↓)

busdriverkenzo.hatenablog.com

 

しかしながら、

それに次いで運転士から恐れられているのが

“降車後にすぐバス前方を横切る人”です。

 

実際に国土交通省から出されている、

事業用自動車事故統計」を元に見ていきましょう。

以下グラフは全て国交省HPより引用

 

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コチラが事業用自動車全体(トラックやタクシー含む)

の死傷事故発生状況です。

今回のテーマである事例は、

「車の直前横断」という水色の所ですね。

 

バスに絞って見てみると、

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貸切バスが0件なのに対して、

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路線バスが5件と全体の約1割を占めています。

 

車の直前横断による事故は、

バス停毎に止まって乗客の乗降を行う、

路線バス特有の事故傾向と言える事が分ります。

(タクシー、トラックより割合は高い)

 

運転士起因となる原因

これらのグラフにはよく見ると、

「乗務員に起因するもの」

と書かれています。

 

何故ならば、

出発時にはサイドミラーやルームミラーを見る事は勿論、

アンダーミラーにて車両前方真下の確認も必須だから。

busdriverkenzo.hatenablog.com

まさにコチラの記事も車の直前横断による事故。

ここでもアンダーミラー確認の必要性を書いています。

 

大型車を運転する際には、

必ずアンダーミラーの確認を怠らない様にしましょう!

子供は特に視覚に入りやすく、

目視だけでの発見は不可能です。

 

そもそも道路は横切らない!

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いくら運転士側に責任が発生するとはいえ、

降車後スグにバスの前を横切る行為は非常にキケンです。

 

そこが横断歩道であれば話はまた別なのですが、

こういう事故の多くは横断歩道の無い所で発生。

つまり・・・

渡った人側もルールを無視している事になります。

 

仮にバスの運転士が気付いて止まっていたとしても、

後続車が追越しを掛けている可能性は多いにあります。

当然横断歩道が無い所で、

死角から人が横切ってくるなんて

一般ドライバーは予測をしていません。

 

そもそも道路を横切る行為は止めましょう。

近くに横断歩道が無く仕方無い場合であれ、

バスが発車して死角が無くなってから行動に移って下さい。

 

停車中のバス周辺は要注意!

普段車を運転される皆さんも、

以上の事から停車中のバス付近には注意しましょう!

横切ってくるのはバスの前とは限りません。

特に子供は駆け出します・・・

 

一例として、海外でのワンシーン

youtu.be

バスを降りた子供達が走って対向側へ渡ろうとします。

対向車線を走ってきたトラックからすれば、

バスの死角から急に飛び出てきたという構図。

今回は子供が踵を返した事によって事故にはなりませんでしたが、

タイミング的には完全に衝突事故、

最悪の場合バンパー下に吸い込まれ、タイヤの下敷きです。

ドラレコ側のトラックもファインプレー!)

 

バスは全長が長く死角を多く作ります。

更に乗降後は必ず付近に人が居ることから、

思いがけない飛び出しの確率も高くなります。

 

最後に

以上、注意するべきポイントを

  • 運転士側
  • 乗客側
  • 一般車側

と見てきましたが・・・

共通して

“バス降車後の数秒間は特に気を付ける”

という事が言えますね!

 

是非、

バス停に止まったバスを見かけた際には、

“かもしれない運転”で速度を十分落としましょう!

 

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