バス運転士による、まったり安全運転ブログ

“無理な差し込み合い”が渋滞を酷くする

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

平日の朝夕に発生する通勤ラッシュ。

どの道に於いても交通量が増え、

とりわけ主要道路なんかではガッチガチに硬直!

殆ど前に進めないなんて光景も

もはや見慣れた光景ではないでしょうか(^^;

 

私もたまに路線バスを運転する上で、

毎回書いている様に20分は遅れる渋滞に巻き込まれます。

busdriverkenzo.hatenablog.com

そこで前回書いた様に、

渋滞の発生原因でもある

“無理な差し込み合い”

について本日は見ていきましょう!

 

<目次>

 

皆が皆急いでいる

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渋滞のラッシュ時ともなると、

皆が皆時間を気にして運転します。

“少しでも先に進みたい”

“渋滞時なんだから仕方ない”

という気持ちが働き…

無茶な行為が多く見受けられます。

 

 

無茶な差し込み

交通量の多い交差点で高い確率で発生するのが、

無理矢理交差点を突っ切り、

その先でどんどん車が溢れるという現象。

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図にするとこういう事です。

 

前方が詰まっているにも関わらず、

右折車は次々に交差点に進入。

中には建物敷地を利用する形で頭を差し込み、

車体が斜めになった状態で渋滞に加わります。

(図で言う赤色の車)

 

こうなると、

直進車は信号が青になっても暫く動けずに

更に渋滞が伸びていく事になります。

最悪、

青信号1回丸々動けない事もあります(>_<)

 

こうなる原因は…

この様に無理な差し込みが起こる原因は…

f:id:BusDriverKenzo:20210304194839j:plain

直進車の無理な差し込みにあります。

 

既に前が詰まっているにも関わらず、

無理に交差点内に残る様な形で進入。

(図で言う黄色の車)

 

通常であれば列が進んで右折車が入る余地が生まれます。

が、

無茶な車が居るとこれらが正常に列に加わるだけで

とても右折車が入り込む隙間が生まれません。

 

よって、

直進車と右折車の被せ合い合戦が火蓋を切られ、

どんどん渋滞は泥沼化していく事になります。

(いつも路線ではまる渋滞もこれが大きな原因)

 

被せ合いさえなければ列は動く!

路線バスに乗務していると、

時折列がスムーズに動く日もあります。

交通量は全く変わらないのにも関わらず、です。

 

さて、

それはどういう時なのでしょうか…?

 

それは…

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警察による見張りが当該交差点で立っている日。

別に誘導をしているワケではありません!

“警察官が立っている”=“差し込み合いをしない”

だけで渋滞がかなりマシになるのです。

 

この事からも、

差し込み合いが如何に原因であるかがわかります。

 

皆がモラルを守って良い交通循環を!

無茶な差し込み合いをしない。

特段難しい事ではありません(^^;

というより、

モラルあるドライバーは先ずしない事ですよね。

 

しかしながら…

“我先に”という自分勝手なドライバーが一人いると、

前に倣えで皆無茶な差し込み合いを始めます。

 

勿論交通量が多い事で交差点が捌ける台数は減りますが、

通常であればコンスタントに流れる筈の渋滞列。

マナーの良い運転、しませんか??

 

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