“無理な差し込み合い”が渋滞を酷くする
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
平日の朝夕に発生する通勤ラッシュ。
どの道に於いても交通量が増え、
とりわけ主要道路なんかではガッチガチに硬直!
殆ど前に進めないなんて光景も
もはや見慣れた光景ではないでしょうか(^^;
私もたまに路線バスを運転する上で、
毎回書いている様に20分は遅れる渋滞に巻き込まれます。
そこで前回書いた様に、
渋滞の発生原因でもある
“無理な差し込み合い”
について本日は見ていきましょう!
<目次>
皆が皆急いでいる
渋滞のラッシュ時ともなると、
皆が皆時間を気にして運転します。
“少しでも先に進みたい”
“渋滞時なんだから仕方ない”
という気持ちが働き…
無茶な行為が多く見受けられます。
無茶な差し込み
交通量の多い交差点で高い確率で発生するのが、
無理矢理交差点を突っ切り、
その先でどんどん車が溢れるという現象。
図にするとこういう事です。
前方が詰まっているにも関わらず、
右折車は次々に交差点に進入。
中には建物敷地を利用する形で頭を差し込み、
車体が斜めになった状態で渋滞に加わります。
(図で言う赤色の車)
こうなると、
直進車は信号が青になっても暫く動けずに
更に渋滞が伸びていく事になります。
最悪、
青信号1回丸々動けない事もあります(>_<)
こうなる原因は…
この様に無理な差し込みが起こる原因は…
直進車の無理な差し込みにあります。
既に前が詰まっているにも関わらず、
無理に交差点内に残る様な形で進入。
(図で言う黄色の車)
通常であれば列が進んで右折車が入る余地が生まれます。
が、
無茶な車が居るとこれらが正常に列に加わるだけで
とても右折車が入り込む隙間が生まれません。
よって、
直進車と右折車の被せ合い合戦が火蓋を切られ、
どんどん渋滞は泥沼化していく事になります。
(いつも路線ではまる渋滞もこれが大きな原因)
被せ合いさえなければ列は動く!
路線バスに乗務していると、
時折列がスムーズに動く日もあります。
交通量は全く変わらないのにも関わらず、です。
さて、
それはどういう時なのでしょうか…?
それは…
警察による見張りが当該交差点で立っている日。
別に誘導をしているワケではありません!
“警察官が立っている”=“差し込み合いをしない”
だけで渋滞がかなりマシになるのです。
この事からも、
差し込み合いが如何に原因であるかがわかります。
皆がモラルを守って良い交通循環を!
無茶な差し込み合いをしない。
特段難しい事ではありません(^^;
というより、
モラルあるドライバーは先ずしない事ですよね。
しかしながら…
“我先に”という自分勝手なドライバーが一人いると、
前に倣えで皆無茶な差し込み合いを始めます。
勿論交通量が多い事で交差点が捌ける台数は減りますが、
通常であればコンスタントに流れる筈の渋滞列。
マナーの良い運転、しませんか??
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