【廃道探索】“名神今須カーブ”跡地の現在
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回はいつもと趣旨を変えまして、
“廃道探索”記事を書いてみたいと思います!
(恐らく最初で最後?)
というのも密かに廃墟、廃道が好きな私。
以前からものすご~く行ってみたい所があり、
近くを通る機会のあった週初めに訪問したのです。
それでは、
宜しければお付き合いください~(*^O^*)
<目次>
廃道に降り立つ!
という訳で・・・
近くに車を止めて歩いて現場へ移動。
早速現地の写真です。
おぉぉ!
ついにやってきました(゚Д゚)
この廃道は他のものとは異なり、
日本でも有数の“特殊”な廃道!
ワクワクが止まりません。
まだ当時の面影が所々残っており、
この様に側線やガードレールの支柱が残っています。
そしてこの廃道が他と大きく異なる点・・・
それがこの側線に施行された
ランブルストリップスにあります。
(振動と音を鳴らし眠気防止・注意喚起するもの)
お解り頂けたでしょうか?
実はここ、
高速道路の廃道区間なのです(゚Д゚)!!
最初の写真の右側に移る茂みは、
実は中央分離帯。
その奥には下り線が姿を現します。
コチラが下り線米原・京都方面。
側線も消え、路肩にも遺構は無く
自然と同一化されています。
上下線共に現存する高速道路の廃道、
これは恐らく日本でも片手に収まるかと思われます。
では次に、
廃道区間の詳細を見ていきましょう。
名神高速道路“今須カーブ”とは?
名古屋~兵庫に渡る名神高速道路ですが、
かつては“魔のカーブ”と言われる程の急カーブが存在しました。
それが、
タイトルにもなっている今須カーブです。
これが現在の名神高速道路、
関ヶ原~伊吹間の航空写真。
丸で印をした所が今回の撮影地点です。
道路の形状をよく覚えていて下さいネ!
時代を遡ると・・・
これが1974年~78年代の同一区間の様子。
あれ、全然ルートが違う・・・!
(青点線が現ルート)
1965年に全線開通した名神高速道路ですが、
この区間の赤丸印今須カーブで事故が多発。
あまりにも急だった事もあって、
“魔のカーブ”として恐れられていました。
そこで、
1978年に現ルートである“今須トンネル”を開通し
より直線的なルートへと移行する事になったのです。
開通から僅か13年という短期間、
よほど危険であった事がわかります。
おわりに
という事で、
解説も終えて今回の探索記事は終了です!
いつもとは趣旨が全く異なる記事でしたが、
如何だったでしょうか?(^^;)
現役だった頃には確かに高速道路として機能し、
車も多く走っていた今回の廃道。
そう考えるとこの寂れ具合が
またなんとも哀愁漂います。
それが〝良い〟と言いますか、
廃墟や廃道等の魅力なんですよね。
因みに廃道区間の殆どは撤去されており、
記事に書いた区間とは別の
所々残る跡地には施設等が建っております。
探索の際には全て自己責任となりますので
ご了承くださいマセ!!
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