バス運転士への道のり 社内教習編⑯ ~1速発進は難しい・・・!~
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
バス運転士への道のりも、これを入れて残り3回!
次回検定コースを練習で走り、次々回に検定。
残り少ない“道のり”を最後まで宜しくお願いしますヘ(^o^)/
さてさて、
今回も山間部を走行する訳なのですが・・・
坂道&車通りが少ないという事を利用して、
坂道発進の練習をしていますね!
だ~いぶ前のこの記事でも書きましたが、
バスやトラックって基本2速発進です。
よって、
1速を使う場面というのは
- 今回の様な坂道発進
- 渋滞でトロトロ進む時
くらいしかありません。
さて、
1速発進の何が難しいのか??
それは“2速への繋ぎ”です。
大型車の多くはヒューランドパターンという
シフトパターンを採用している為に、
1速を使う場合常用範囲(2~7速)の範囲外。
つまりは一番左に押し倒してから
(入れ間違い防止の為、一度引っかかりがある為)
1速に入れる必要があります。
坂道発進の場合、
ここから常用範囲である2速へもっていくのに、
N(ニュートラル)ポジションに戻しはしません。
(Nの上は4速ですからね)
素早く2速の位置を探り当てて入れ込む必要があります。
というのも・・・
1速はあくまでも“発進ギア”であるので、
どれだけレッドギリまで回そうとも10km/hも速度が出ない・・・
坂道で変速にもたついていたらいとも簡単に失速してしまい、
2速に入れて加速していく事が出来なくなってしまうから。
トルク不足の7速車なら特にこれがシビアになってきます。
という訳で今回は、
教習の中でも特に坂道発進に焦点を当てて書いてみました!
1速で前進することに成功したとしても、
2速への変速がムズかしいんですよねぇ~(^^;)
コツとしては、
とにかく落ち着く事!!
確かに素早く的確な操作が求められますが、
1個1個の動作を慌てることなく行う事が全てです。
・・・・・・って、
運転全般に当て嵌まることですけどね(笑)
next.
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