バス運転士による、まったり安全運転ブログ

アル検の誤検知

こんばんは!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

本日のテーマは、

非常にタイムリーと言いますか…

今ニュースやネット記事でもよく取り上げられる

アルコール検知器の誤検知

について書いていこうと思います!

 

今回のニュース内容としては、

〝新幹線に乗務予定だった運転士、車掌

共に乗務前の携帯型検知器でアルコール反応。

二人は飲酒を否定しているが、念の為乗務停止。

調べると検知器を保管していた所で

消毒液の液漏れがあった〟

というものでした。

 

アルコール検知器の事を、

我々は略して〝アル検器〟と呼んでいます。

(って勝手に言ってますが、そうですよね?←)

このアル検器には2種類ありまして、

f:id:BusDriverKenzo:20210929061423j:image

この様に据え置き型。

各営業所に配置されており、

出勤したらかならずこれを吹きます。

 

f:id:BusDriverKenzo:20210929061420j:image

もう1つはこの様な携帯型。

各乗務員に貸与されており、

営業所で吹けない出先で使用します。

観光バスなんかで朝の出発前、

泊先旅館で飲酒がないか確認する為に吹く

と言えばイメージし易いですかね。

 

問題の誤検知なのですが、

案外これって少なくありません!

ではどういった理由で誤検知になるのか?

 

据え置き型に関しては性能が高く、

直前に食べたもの、飲んだものに起因して

アルコールを誤検知します。

多い例で言うと、

なんかは特に引っ掛かり易く、

ウチでも何件か出ています。

 

対策としては、

アル検器を吹く数分前から飲食しない

これに限ります。

 

携帯型に関しては、

今回の事例の様に保管場所で

アルコールを拾ってくる事が多くあります。

ロッカーやカバン、車内の小物入れ、

とにかく手持ち消毒液と一緒に保管すると

少なくない確率で反応してしまいます。

 

コチラの対策としては、

消毒液と一緒の保管を避ける

本体を袋(ビニール等)に入れて外気と遮断する

と言った対策が必要になりますネ。

 

どちらにせよ、

アルコール反応があればややこしいもの。

しっかりと上記の様な対策をして、

出来る限り誤検知の無い様にしたいものです。

 

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