アル検の誤検知
こんばんは!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
本日のテーマは、
非常にタイムリーと言いますか…
今ニュースやネット記事でもよく取り上げられる
アルコール検知器の誤検知
について書いていこうと思います!
今回のニュース内容としては、
〝新幹線に乗務予定だった運転士、車掌
共に乗務前の携帯型検知器でアルコール反応。
二人は飲酒を否定しているが、念の為乗務停止。
調べると検知器を保管していた所で
消毒液の液漏れがあった〟
というものでした。
アルコール検知器の事を、
我々は略して〝アル検器〟と呼んでいます。
(って勝手に言ってますが、そうですよね?←)
このアル検器には2種類ありまして、
この様に据え置き型。
各営業所に配置されており、
出勤したらかならずこれを吹きます。
もう1つはこの様な携帯型。
各乗務員に貸与されており、
営業所で吹けない出先で使用します。
観光バスなんかで朝の出発前、
泊先旅館で飲酒がないか確認する為に吹く
と言えばイメージし易いですかね。
問題の誤検知なのですが、
案外これって少なくありません!
ではどういった理由で誤検知になるのか?
据え置き型に関しては性能が高く、
直前に食べたもの、飲んだものに起因して
アルコールを誤検知します。
多い例で言うと、
- エナジードリンク
- コーヒー
- パン(特にレーズン)
なんかは特に引っ掛かり易く、
ウチでも何件か出ています。
対策としては、
アル検器を吹く数分前から飲食しない
これに限ります。
携帯型に関しては、
今回の事例の様に保管場所で
アルコールを拾ってくる事が多くあります。
ロッカーやカバン、車内の小物入れ、
とにかく手持ち消毒液と一緒に保管すると
少なくない確率で反応してしまいます。
コチラの対策としては、
消毒液と一緒の保管を避ける
本体を袋(ビニール等)に入れて外気と遮断する
と言った対策が必要になりますネ。
どちらにせよ、
アルコール反応があればややこしいもの。
しっかりと上記の様な対策をして、
出来る限り誤検知の無い様にしたいものです。
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