父のような運転士を目指して…
みなさんおはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
「おとうさん」です。
私の父もバス運転士。
20代でバスに乗り、現在60も後半戦。
定年退職こそしましたが
シニア運転士として未だに乗務をしている、
所謂運転士としての大先輩です。
(会社は弊社の所謂親会社に所属)
小さなころの楽しみと言えば、
“父の乗務する路線バスに乗る事”でした(#^^#)
途中折り返し地点(休憩)まで行くと、
私は必ず運転席に座りたがったと言います。
運行中、お客さんがいない時には
「次とまりますボタン」を押し放題!(*^^*)
父がクイズを出して、私がボタンを押して回答!!
な~んて〝遊び〟もやっていました(笑)
営業所の他の運転士さんや、
いつも乗る路線のお客さんにも、
お菓子を貰ったりと随分良くして頂きました。
そんな私の乗降場所は家の近くの側道!
意味がわかりますか?(笑)
父はバスに乗りたい私を迎える為に、
毎回路線が走らない家の近くまで回送してきてくれたんです。
こうした事もあり、
私にとってバスは本当に身近な存在でした。
(GPS・DR・デジタコ管理の今では考えられませんネ…)
何より好きだったのは、
家では見れない父のカッコいい姿。
以前の記事でも書きましたが、
制服を着てお客さんと触れ合い、大きなバスを動かす…
そんな父が本当にカッコよく、誇りに感じていました。
特に父はお客さんから慕われています。
マナーが悪ければ客でも怒鳴る、
(上司にも平気で怒鳴る!だから万年ヒラ運転士でした笑)
真っ直ぐな姿が“信頼”に結び付いたのでしょう。
私も大きくなり、
「バス運転士になりたい」と言った時には本当に怒り、
「家を追い出す」
とまで言った父。
バスの盛衰を知っているからこそ、
そして担う責任の大きさを分かっているからこそ、
必死になって止めてくれたのだと理解できます。
紆余曲折はありましたが、
最終的には許可を出してくれた事。
今でこそ、その有難みを感じています。
後悔はしていません。
胸を張れる仕事だと今でも思いますし、誇りを持っています。
運転士としてやりがいを感じて仕事が出来る事、
沢山のお客様と触れ合い、楽しめている事、
こうして“運転士ブログ”をできた事←
本当に、父には感謝しかありません。
無事故で表彰を貰った際には、
真っ先に父に報告しようと決めています。
その為にも安全運転。
無事故が何よりの親孝行…!
気を引き締めて、
父の様にハンドルを握り続けます(^^ゞ
(性格が違うので、お客様には流石に怒鳴れませんが←)
今週のお題「お父さん」でした!
今日は今から日帰りのプチ帰省をし、
父の日プレゼントを渡してきます(*^^*)
(騒動で渡せなかった母の日も同時に)
良ければこちらもポチッと宜しくお願いします!