運転手と運転士
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
と毎回書いているこの挨拶、
この中で私は“運転士”という文字を
いつも好き好んで使っています。
でもお客さまの中には
「運転手さ~ん」
と“手”で呼ぶ方も非常に多く・・・
今回は、
そんな“運転士”と“運転手”の違いについて
書いていこうと思います(o^^o)
“運転士”という言葉を百科事典で引いてみると・・・
運転士
客貨を積載し、列車及び車両の運転ならびに
車両の入れ換え等の業務に従事する乗務員。
鉄道では、運転士が一般的は呼称である。
自動車の運転に従事する乗務員の場合、
運転士の他に運転手、運転者とも呼ばれる。
(日本大百科全書より一部引用)
とあります。
つまり・・・
鉄道でもバスでもタクシーでもハイヤーでも、
お客さまを乗せてお金を貰っている乗務員は
“運転士”と呼べるわけです。
しかしながら辞典でも分るように、
「バスの運転手さん」
という呼び方も決して間違いではありません。
特に呼び方は決まっていないのです(^^;)
逆に“運転手”を辞典で引くと
運転手
普通には電車・自動車を運転する人をいう
(日本国語大辞典より一部引用)
となります。
つまり車輪の付く乗り物を運転する人は皆運転手、
そこにプロかどうかの線引きはありません。
友達との旅行でも普段の買い物でも、
車を運転する人は“運転手”なのです。
私を含め多くのバス乗務員は、
プロである誇りを持ち線引きを計る為に
“運転士”と自らを呼んでいます。
モチロン、
命を多く預かる責任を
自覚させるという意味合いも有ります。
またいつかバスを利用する際には、
「運転士さん」
と呼んでみて下さい。
愛想がよくなるかもしれませんョ(笑)
因みに・・・
最近のガイドさんは、
“本日担当するドライバーは○〇です”
と案内する事が多くなりました。
う~~~~ん、
私はあまり好きじゃないナァ~(^^;)笑←
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