バス運転士と経験年数のサバ読み・・・笑
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回は貸切バス運転士あるあるといいますか・・・
お客さまとの距離が近いからこそ発生する
チョットした“嘘”をご紹介致します(笑)
<目次>
良く聞かれる経験年数
以前プロフィールカードでもお伝えしたのですが、
私は運転士の中では若い方の20代です。
しかも、
顔は更に幼くみられる事が殆どで
「あれ、お兄さんがバス運転していたの!?
てっきり添乗員さんかと思ってたワ!」
な~んて言われることも何度かありました(笑)
・・・・・・(^^;)
そうなるとよ~く聞かれるのが、
「バス運転して何年目なの?」
という経験年数を問われる質問!
今でこそ本当の年数を答えれる様になりましたが、
入りたての頃はよく嘘をついたものなのです(笑)
敢ての嘘も必要
嘘も方便と言いますか・・・
命を預かる職業ですから、
「何年目なの?」
という質問に対して、
「まだ一年目なんですよ~(^O^)」
という答えはできません。
- 不安
- 不信
- ナメられる
これに直結してしまうからです。
まだ入社歴が浅い頃は、
どれだけ不安でも
「3年目」
という様にしていました(^^;)
まだ経験こそ浅いにしろ、
しっかりと3シーズン経験しているという事は
お客様からすれば安堵感に繋がるからです。
ガイドが羨ましかった
それに対して・・・
新人バスガイドさんなんかは
「実はまだ今年入社したばかりでご迷惑を~」
って言えるんですよね~(>_<)
どこへ行くにしろ不安バリバリだった頃は、
この台詞が言えるガイドさんが非常に羨ましく・・・
「俺かって入りたてじゃ~(゚Д゚)
“新人”の免罪符くれよぉ~(ToT)」
な~んて運転席で思っていたものです(笑)
しかしながら、
変な茶々を入れられず平常心を保つ為にも
運転士はナメられたら終わりです。
グッと我慢して、
何度も来ているかの様に振る舞うのです。
他にもこんな工夫でか“新人さ”を見せない
他にもサバ読みの為の工夫というとはありまして・・・
1.極力お客様の前で地図を広げない
どれだけその先の道が不安であっても、
お客さまの前で地図を見ません。
立ち寄り先等でしっかりとお見送りをして、
見えなくなってからようやく勉強をします。
2.行った事の無い立ち寄りでのお決まり台詞
また、
ツアーなんかではお客さまから
「ここは何が美味しいの?」
「〇〇ってどこにあるの?」
と様々な質問を受ける事があります。
始めての所なんかでは
「俺も始めてやで知らんがな~(゚Д゚)」
という本心を抑えながら・・・
「どうでしたかねぇ~!何せ数年ぶりに来ましたもので(^^;)」
と何年か前には来ているアピールをします(笑)
(流石に何度も使うと疑われますが←)
こういうチョットした工夫も、
時には必要となってきます。
おわり
以上、運転士と経験年数のサバ読みでした~!
如何でしたでしょうか?
新入り運転士ならではの嘘ではありますが
きっと誰しもが経験している事だと思います笑
新人の頃なんかは
不安でいっぱいではありますが・・・
命を預かるという職業柄
毅然と立ち振る舞わなければならない。
意外と、
皆さんの知らない苦労かもしれませんネ!
良ければこちらもポチッと宜しくお願いします!