バス運転士による、まったり安全運転ブログ

バス運転士への道のり 社内教習編③

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

今回はバス運転士へのみちのり編です!

2日目は車庫内での動き方等が多かったので、

飛ばして3日目の様子をお伝えします(o^^o)

 

今回からは、

地名などが多く出てきますので修正多めでお送りします(^^;)

 

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<目次>

 

路線バスの追越し

観光バスに乗務する身としては、

路線バスは結構やっかいなものなのです(^^;)

(路線バスにも乗務していますが)

 

基本的には単線での追越しは掛けません。

多車線ある所ではメモの通り、

  1. 路線バス左ウィンカーと同時に右ウィンカー
  2. 車線変更
  3. 路線バスの先を見据えて車線戻し

3.に関しては地元でないと判断がつきませんので、

できる限り慎重に動向を伺う様にします。

 

これ、梯団走行なんかでは更に気を使うもので・・・

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車線変更後に路線バスが出発。

図のようになればかなり嫌らしいので

その分神経を使う瞬間でもあります。

追いつこう・後ろを走ろうと必死な若手運転士が

やりがちなミスといえますネ(^^;

 

(旧)交差点の曲り方

歩行者がいなければ3速、いれば2速で様子見・・・

ノートに書いてあるこの曲り方は、

左折に関しては極端に言うと今ではNGです。

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どこかの記事で書いたかもしれませんが、

今は左折時一旦停止しますステッカーもあり

嫌が応にも2速に放り込まないといけません。

今では厳しい会社も増えてきましたネ!

 

運転士がとろくさいのでは無く、会社からの命令。

DRチェックも入るのでご了承下さい!

 

すす排出

今回の教習で、

始めてすす堆積量が3本になり排出しました。

(↓ディーゼルエンジンとすすに関してはコチラ↓)

busdriverkenzo.hatenablog.com

 

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すす堆積ゲージが3本以上溜ると・・・

尿素搭載車→自動再生

尿素未登載→手動再生

教習車は初期型の為手動再生で焼いたのでした。

尿素搭載車でも手動は可能です)

 

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ウォッシュレットじゃないですョ笑

このボタンを押すと回転数が上がり、

(猛烈な負荷を掛け、この時の排気温度は600℃)

10~15分程で排出終了します。

この時にマフラー下にレーン等の塗装があると熔ける為、

排出場所には気を付けないといけません。

 

さいごに

今回の教習から、

“市街”を走行する機会が多くなってきました!

しかしながらまだ営業所の周辺を走行するのみ。

この先、

隣の市まで足を運んだり、

狭路が出てきたりとどんどん難易度が上がります。

 

かなり苦戦する内容になってくるので、

是非今後ともお付き合い下さい!

 

 

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バス運転士の拘束時間・休息時間は・・・!?

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

以前

busdriverkenzo.hatenablog.com

コチラの記事で“連続運転時間”を取り上げました。

その関連として、

今回は主に貸切バスで問題となってくる

「バス運転士の拘束時間」

についてご紹介させて頂きます(・∀・)

(こちらもザックリいきます!笑)

 

<目次>

 

バス運転士の拘束時間

バス運転士の拘束時間に関しても、

連続運転時間と同じく厚生労働省にて定められています。

それが・・・

基本的には13時間というもの。

“基本的には”という事は勿論例外があり、

労使協定を結べば16時間まで延長可能になります。

(但し延長は週に2度までだったり、

1週間の平均を72時間以内にする事等色々決りあり)

因みに労使協定は運転士の署名にて行われますが、

貸切バスなんかでは結ばないと仕事がかなり限られてきます。

よって殆どの運転士が署名します

 

この協定をざ~っくりと纏めると・・・

忙しい時・・・16時間拘束

暇なとき・・・13時間拘束

といった具合です(^^;)

 

休息時間は?

拘束時間の後には、勿論休息時間が必要です。

バス運転士の休息時間はどのくらいなのか?

busdriverkenzo.hatenablog.com

実は結構前の記事で説明させて頂いたのですが、

1日8時間

“8時間空けば拘束時間はリセットされる”という仕組みです。

(一般的には入庫→翌出勤まで8時間。

通勤や食事、入浴、次の勉強をと考えると

睡眠時間なんて到底十分とはいえません)

 

加えて泊まり仕業等では・・・

出先ではタイヤを動かさなければ休息時間と見なされます。

 

これを踏まえて、

知っておいて頂きたい事にいきましょう!

 

知っておいて頂きたいコト

上記の点を踏まえて・・・

お客さまからよく要望を受けるが、

“決り上出来ない事”があります。

日帰り・1とパターンを分けてご説明します。

 

日帰りの場合 

よくあるのが・・・

団体で遊園地へ遊びに行くのにバスを貸切り、

朝に出発して夜遊び終わるというパターンです。

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図は実際に過去に乗務したものなのですが・・・

ぶっ通しで1日と考えれば拘束時間は

03:30分の出勤から23時入庫までの22時間30分!

しかしながら途中お客さま降車後、

8時間タイヤを動かさなければリセットされるので

そのバス・運転士で出発地まで帰ることができます。

 

この8時間の間に、

  • お客さまが全員かなり早く揃ったから出発して欲しい
  • 忘れ物等で待機場に回送したバスを動かして欲しい 

という依頼を受けることが多くありますが・・・

どうしても出来ない決まりなのです><

 

泊まりの場合

 宿泊の場合・・・

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こんなツアーはまぁありませんが・・・笑

例えば1日目に渋滞にハマってしまい、

宿入りが遅れて23:30になってしまったとしましょう。

 

そうなれば、

そこから必ず8時間を空けなければならないので

翌朝の出発は7:30、これより早くは絶対に出来ません

例えば行程表の出発時刻が6時であれ、7時であれ、

タイヤが止まった8時間後の7:30分にしか出発ができません!

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

チョコっとは運転士の拘束時間について

理解して頂けたでしょうか・・・??(^^;)

 

これらは貸切バスを利用する際に知っておくと便利で、

現場での「エッ!?」を防げます。

(旅行会社もここまでは説明しません)

 

より賢く利用して頂く為にも、

是非頭の片隅に入れて頂けれ幸いです(o^^o)

 

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キンクマキャラクター “助六”現る…!

おはようございます!

ハムスター愛好家のけんぞ~です🐹

 

さてさて、

今日は日常系のお話を書いていきます(^^ゞ

ハム要素全開

&コタも登場しますので是非ご覧ください♪

 

<目次>

 

突然現れた紙袋…

相方が帰ってくるなりドサッと置かれた紙袋。

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私「なになに、珍しくスタバ買ってきたの?」

相方「違う違う、中身見て!」

私「エ??」

その中身とは…

 

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私「なんじゃこりゃ~~( ゚Д゚)」

相方「助六さんだから回しちゃった笑」

 

なんと中身は全てガチャガチャの景品、

全種類集めるまで回してしまったのだとか!

まぁ、

助六さんだったら仕方が無いか…

 

助六とは?

当たり前の様に登場している“助六”とは、

一体何者なのか…??

お寿司ではありませんヨ!

 

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助六とは、

キンクマハムスターのキャラクターなのです!

ハムスターモチーフのキャラクターと言えば、

ハ〇太郎なんかが有名ですが…

 

中でもキンクマハムスター、

それも“リアルな可愛さ”を余す所なく表現した助六

初めて見たときにはコタを飼っていた我々、

それはもうその魅力にドップリなのでした(*^^*)

 

www.hamgotte.com

 

GOTTEさんというハムスター画家さんのキャラクターで、

実際に飼っている助六君がモデルなのだそうです!

ほんわか可愛いHPなので一度足を運んでみて下さい♪ 

 

取ってきたフィギュア達

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じゃ~ん!!

全5種類コンプリートです(*‘∀‘)

 

左から

となっております!

 

どれも本当にかわいいです(´▽`)

皆様のお気に入りはどの子ですか?(笑)

私は…

無難な“ぴーちゅ”ですかねぇ~!

 

因みに後ろの記事は書きかけのコタ記事、

近日中にアップします♪(←カテゴリーぶれてねぇか!?

 

 

コタとご対面♪

まぁ同じキンクマ同士ですからネ!

仲良くできる事でしょう(^o^)

 

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流石の対格差にビビる助六達…

片手をついて眺めるコタの貫禄ある姿にビビります。

 

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そんな中“ぴーちゅ”のみは

ツーショットに成功(*^^)v

 

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あぁ~~!

最終的には一蹴されてしまうのでした(笑)

…あれ?

助六のしっぽ、コタと似てる!?←

 

 

…というワケで、

今回の記事を締めさせて頂きます(*^_^*)

沢山迎え入れた助六達、

今後もどこかの記事で登場するかもしれません♪

皆様も助六の世界観、

浸ってみては如何でしょうか…?

幸せな気持ちになれますよ~♪

 

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観光バス HD、SHD、HDS…?色々ある種類について

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

バス会社でバスを貸切る際に、

HP等でよく見かける文字のひとつに

「ハイデッカー」

「スーパーハイデッカー」

というものがあります。

 

気にしないで予約するよりかも、

どんなものか分かった方が断然良い旅行に繋がってきます!

 

そこで今回は、

あまり知られていない(?)バスの種類について

ご紹介させていただきますネ\(^o^)/

 

※ご紹介するに辺り添付している画像は、

全ていすゞ公式HPより

 

<目次>

 

おおまかな観光バスの種類

一口に観光バスと言っても、

実は色々な種類があります。

今回はざ~っくりと3種類に分けて説明します!

 

その3種類とは…

  • HD(ハイデッカー)
  • SHD(スーパーハイデッカー)
  • HDS(ハイデッカーショート)

よく導入されているこの3つになります。

ではそれぞれどの様な物なのでしょうか?

 

HD(ハイデッカー)

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観光バスの定番ともいえるのが、

この「ハイデッカー」といえます。

一般的な大型バスよりかも座席位置が高く、

見晴らしが良い事が特徴。

 

大体車高は3.5m程。

高さ制限も無難に対応出来る事から、

走り勝手もいいと言えます。

(バスでよく迷う高さが3.7m程)

 

SHD(スーパーハイデッカー)

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では頭に“super”がつくとどうなるのか?

単純に、お客様の座席位置が高くなります。

これを二階建てバスになぞらえて、

「中二階」と呼ぶ会社、運転士も居ます。

(因みに二階建てバスは〝ダブルデッカー〟)

ひと昔前のバスなら、

フロントガラスが二枚ガラスでしたネ!

 

なので…

景勝地等へ行く際にはHDよりかも見晴らしが良く、

非常に優雅な旅が期待できるのに加えて、

足回り・エンジンルームが客席から離れるので、

乗り心地・静穏性もアップします!

 

クラツーのロイヤルクルーザー、

プロスポーツチームの遠征バスの様な“特別車”

殆どがこのスーパーハイデッカーです。

 

因みに車高は3.8m程。

道は時に迂回が必要となってきます(^^;

 

HDS(ハイデッカーショート)

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弊社では通称“おチビ”、“中型”と言われるのが

このハイデッカーショートです。

短い分人数も約27名と少ないのですが、

その分小回りが利き狭い所も難なく入り込めます!

(実際には3m短いだけなのですが、全っ然違います)

 

が…

busdriverkenzo.hatenablog.com

慣れの問題ではありますが、

ロングと比べて操作感が異なりすぎて

たまに乗ると乗りにくいのが傷です(>_<)

 

因みに横幅や高さはHDと一緒!

単に全長が短くなっただけです。

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

バスの種類、理解できましたか??

 

観光バスのド定番!=HD

ワンランク上の優雅な旅を♪=SHD

小人数、狭い配車に=HDS

 

この様に捉えて頂ければと思います。

目的や行先に合ったバス選び、

是非お役立て下さいませ(^^ゞ

 

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観光バス運転士の特権・優待♪

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

今回は観光バス運転士の

“プラス面”を書いていこうと思います(o^^o)

というのも・・・

今までも仕事内容を書いているのですが、

どうしてもマイナスの部分も見え隠れ(^^;)

(不規則労働・長時間拘束・クレーム等)

 

なのでいっその事、

“魅力満載の記事”を書いてみようかと思ったのです(笑)

是非、

興味を惹かれたらバス会社採用係にお電話を♪←

 

<目次>

 

立ち寄り先あれこれ

休憩等で使用するSAや、

宿までに立ち寄る観光地等でも

運転士ならではの楽しみ方があります!

 

乗務員ポイントカード

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この様にSAや立ち寄り先では

“バス乗務員様ポイントカード”が設けられている所が!

ポイントを貯めると、

数千円の商品券になる所もあるんですよ(^_^)b

 

乗務員室

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多くの観光地では“乗務員休憩室”があり、

  • 無料ドリンク
  • 観光地のお菓子

等が無料で飲食できたりします!(o^^o)

休憩室の中には、

ご飯が無料で頼める所も!!(゜Д゜)

 

観光地入場料は免除♪

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ショーもこの様に見れちゃいます!

入場料が掛かる施設、

例えば水族館・動物園・博物館・遊園地等・・・

乗務員は基本的にタダで入れます(o^^o)

(モチロン制服着用の元、一声or社員証要)

なので時間に余裕がある時なんかは、

遊びに行く事も出来ちゃいます♪

 

但し・・・

TDLUSJ等の高価な所は例外、無理です←

 

お食事所では豪華な料理が無料or割安

旅の楽しみの一つである“お食事”!

このお食事所でも手配があればタダで豪華なものが!

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実際これらは無料で頂いた物です(*^_^*)

その土地ならではの料理が頂けて嬉しい限り!

無料でなくとも、

ワンコイン払う等割安な場合もあります。

 

宿泊先あれこれ

宿泊先が何よりの楽しみだと私は思っています。

その理由が・・・

部屋

これはその日の空き状況にもよりますし、

ホテルによってもホント様々なのですが・・・

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良い部屋で寛げる場合も多くあります!

(特に閑散期)

 

夕食・朝食付き

勿論宿泊手配の中にお食事が入っていますから、

バイキングやコース料理なんかも食べられます♪

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↑オシャレなデザート!

 

何より温泉!

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非常に癒やされる一時です。

「これで仕事なんだよなぁ~」

といつも思ってしまいます(笑)

前にも書きましたが、

私は1泊で3度は温泉に入ります。

 

1度目は夕食前、

浸かりながら今日の道の復習をぼんやり行います。

2度目は夕食後、

明日の道を確認、頭の中でシミュレーションします。

3度目は朝一番、

とにかく鋭気を養います。

これらの時間がどれも本当に至福、極楽です。

(書いていたら行きたくなってきました←)

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

確かに大変な仕事である事は間違いありません。

が、運転士ならではの楽しさも大きいのがこの仕事。

なので、

観光バスで味を占めた人は、

転職したとしてもやはり観光バスに乗ります。

 

会社から給料を貰いながら、

ガソリン代、食事代、宿泊代を払わず

観光地で贅沢が出来るのは“観光バス運転士ならでは”!!

 

とっても、

良い仕事に思えてきませんか?(笑)

 

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