バスにとってミラーは“命”!
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回はバスのミラーについて書いていきます!
さて、皆さんは普通車を走らせる時に、
ミラー確認はちょくちょくしていますか・・・?
町中を走る車を見ていると、
ミラーをたたんだまま走っている車がたまにいます。
又、ネットでも
“車線変更は運だ!ミラー見る余裕なんて無い”
なんて記事を見かけたりします(^_^;)
(後者はお願いだからまだ車には乗らないで・・・)
ミラー確認を怠らない方からすると、
信じられないような話ですよね。
ただ普通車って、
ミラー無しでも頑張れば走れちゃいます。
首を左右に振ればある程度の死角はカバーできるからです。
しかしながら、
これがバスとなると話は全く違います。
バスは、ミラー無しでは走れません!
運転席でいくら首を振ったって、
左側なんて乗降扉のガラス越しの景色のみ。
それより後ろは完璧に見えません。
ミラーで確認するしか、左側方の情報がないんです。
(右は運転席の窓を開けて、顔を出せば見えます)
・・・私が入社して半年くらいの時に起こした事故で、
左ミラーが、ちぎれかけました。
↑あらぬ方向に向いています・・・
右折で駐車場の料金所に行く時でした。
縁石への巻き込みで右が気になっていた事、
左はパイロンに気を取られていたことで、
ミラー本体に注意がいっていませんでした(-_-;)
(今思えばそもそもバスの持って行き方が、
浅すぎたというのが一番のミス…!)
私の車は即「自走不能」と判断され、
最寄りの営業所より急遽代車手配。
お客様に多大なご迷惑をお掛けすることに・・・
いくらエンジンが元気でも、
走らす上で必要な装備に問題が無くとも、
左ミラーが無かったら走る事は許されないんです。
というより怖くて走れません。
(幸い、今まで事故はこれっきり・・・(>_<))
でもミラー確認は普通車でも基本です!
いくら目視でカバーしようとしても、
死角になる所は絶対にあります。
いつ前の車が事故をするかもわかりません。
そんな急に車線変更をしなければいけない時に備え、
常にちょくちょく後方車両の確認も必要です。
ちょっとの油断で簡単に人が死ぬ。
そんな乗り物に乗っている事を常に忘れずに、
確認作業は念入りに行いましょうね(*^O^*)!
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