バス運転士による、まったり安全運転ブログ

障害物を避ける際の車線変更、ウインカーは必要?

おはようございます!

バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ

 

今回は障害物を避ける際の、

ウィンカーについてお話しします(o^^o)

周りの車を見ていると・・・

必要な場面でも出していない車が7割程という印象。

勿論必要で無いケースもあるので、

場面に分けて見ていきましょ~!

 

~障害物を避けるシチュエーション~

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停車中の車、道路上の落下物、自転車や原付等の追越し・・・

これらを避けたり追越したりする際に、

どうしても“避ける”という行為が発生します。

その際のシチュエーションをざっくり分けると・・・

  • 対向車線に割って追い越す
  • 走行レーン内で追い越す
  • 工事などで誘導・パイロンがある

こんな具合に分けられるのではないでしょうか。

それぞれ詳しくみていきましょう\(^_^)/

 

※そもそも道交法では・・・?

障害物を避ける際の合図には明記されておらず、

53-1 進路変更時の合図を参照としてあります。

 

~対向車線を割って追い越す~

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対向車線を割って追い越す場合には、

(もしくは走行・追越しレーンを跨ぐ)

勿論ウィンカーは必要となってきます。

ただ、

広い道路で車半分も割らない場合では不要でしょう。

 

ウィンカーを出す理由を考えてみると・・・

後続車に知らせる

後続車が必ずしも障害物を感知できているとは言えず、

もしコチラが障害物手前で停車した場合(対向等の兼ね合い)

無茶なドライバーであれば後ろからまくってきます。

ウィンカーを出す事で後続車へ

“この先障害物有り”

を伝える事は、自分を守る事にも繋がります。

 

対向車に知らせる

対向レーンに割って入る場合、

対向車に意図を知らせる必要があります。

(勿論対向側が優先。妨害する距離なら一旦停止)

対向車がいない場合でも、

付近のT、十字路等の死角から出てくる車にも意思表示ができます。

 

停止車両(障害物)に知らせる

停止している車両を避ける場合、

相手がハザードを消し忘れ、ウィンカーが出ない事があります。

こちらのウィンカーが無い場合、

“譲ってくれるんだ(*^^*)”

と意思相互が起き接触の危険があります。

 

~走行レーン内で追い越す~

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自分が走っている走行レーン内で交わせる範囲なら、

勿論ウィンカーは不要です(^_^)b

ただ、

レーンが狭く近くに大型が居る場合等、

不安な場合はウィンカーを出して保険を掛けましょう!

 

~工事などで誘導・パイロンがある~

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このように誘導やパイロンがある場合もウィンカーは不要です。

しっかりと案内に従って走行すれば危険は無いからです。

 

但し、

警備員の誘導に法的な権限はありません。

警備員がgoサインを出しても、

最終的にはドライバーの判断が重要です。

(バス運転士や大型乗りなら

〝警備員を信頼しすぎるな〟は合言葉)

 

~まとめ~

今回は障害物を避ける際のウィンカーについてでした!

  • 対向車線・レーン跨ぐ時は必要
  • 走行しているレーン内で済む時は不要(保険で出す○)
  • 工事などで誘導・パイロンがある時は不要

という内容でした!

 

しかしながら、

見ていると必要な場面でも出さない車が多く、

皆「前にならえ」をしているのが現状です(^_^;)

どんな運転手が居るか分らない昨今、

ウインカーは防衛手段とも言えます!

自分の身を守る為にも、

必要な場面ではしっかりと出しましょう~\(^_^)/

 

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