左側方からの追越し、実は違反です!
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
今回のテーマは
「左側方からの追越し」です。
以前 コチラの記事にて
「ず~っと右レーンを走るのは法律違反」
という事を書かさせて頂きました。
今回はその逆と言いますか、
左レーンからの追越しについての記事です。
<目次>
よくみる光景
高速道路等、
2車線以上ある道路を走行していると頻繁に見るのが
- 追い抜きのために最左レーンに移り猛加速
- 登坂レーンや長い合流帯を使っての追越し
という行為です。
実はこれらは道路交通法違反!
違反金も発生しますし、免許にも傷が付く行為なのです。
道路交通法では
道路交通法28条では次の様に明記されています。
“車両は、他の車両を追い越そうとする時
前車の右側を走行しなければならない”
(一部加筆)
これを違反した場合は「追越し違反」となり
加点2点
反則金9000円(普通車)
という罰則を受ける事となります。
追越しと追い抜き
しかしながら、
左側から前車を抜く事自体が全てNGというワケではありません。
違反なのは追越しであって、追い抜きではないからです。
ここで2つの違いを整理しましょう!
追越し
画像:チューリッヒ保険会社様より
追越しとは前車を抜くに当たって、
“レーンを移り、元の車線に戻る”
事を言います。
追い抜き
対して追い抜きは
“車線を変えずに前車の前に出る”
ことを言います。
これを踏まえると、
「ずっと左レーンを走行している場合は、
左から抜くのもOK」
と言える事が分りますね(*^_^*)
基本は左レーン遵守で問題無し!
以上左レーンからの追越しについて書いてきました!
“走行は基本左レーン、
追越しの時に右に出て終了したら左に戻る”
自動車学校でも習ったかと思いますが、
車の運転はキープレフトが基本です!
この当たり前の運転さえしていれば、
左からの追越しで違反という事は無いかと思います。
ただ、
“右レーンを低速でずっと走る車”
の様なイレギュラーが発生する事も事実。
この場合は出来るだけ早く左レーンに移り、
(早期発見がキモですね)
「追い抜き」にて前に出るようにしましょう!
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