駐車の際は、タイヤを真っ直ぐに戻しましょ~!
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
皆さんは駐車場に車を止めた際に、
ハンドルを切ったまま
仮眠を取ったり、車を離れていませんか?
実はコレ、事故の元になりかねません><
今回はそんな、
駐車場でハンドルを戻す事の
重要性についてお話ししていきます(o^^o)
<目次>
タイヤを切ったままだと何が起こるか?
これが理由で車が傷むような事は現在の車ではありません!
(パワステの恩恵ですネ♪)
では何が怖いのかと言うと・・・
- 上手く駐車できていない可能性が高い
- 出庫時にハンドル切れ角を忘る可能性がある
- ハンドルの切れ角が大きければ遠心力が働く
こういった事になります。
それぞれを見ていきましょう!
1.上手く駐車できていない可能性が高い
そもそも、
ハンドルを切った状態で停車している時点で、
停止直前には斜めに動いていたという事。
つまり枠線をはみ出している可能性が高いと言えます。
よって・・・
隣の車に迷惑がかかるor接触事故が起こる
という事が考えられます。
(見ていても、みっともないですネ)
これをバスでやっていると叱責ものです。
2.出庫時にハンドルの事を忘れていると事故になる
これが一番怖い事なのですが、
ハンドルの切れ角を忘れて出庫すると・・・
当然隣の車との接触事故になります。
特に“仮眠や送迎なんかの目的で運転手が車を降りない時!
外から確認しないとなると、
どうしても切れ角を忘れがちになってしまいます。
車に戻る際も夜なんかでは見落としがちになります。
3.ハンドルの切れ角が大きければ遠心力が働く
バスなんかでは特にこの傾向が強いのですが、
切れ角が大きければ大きいほど
“遠心力”によって頭が振られる事になります。
予想よりもグッと車が持って行かれた時に、
冷静な対処が出来なければ事故の元となります。
因みに・・・
配送業者の路駐車がハンドルを切って停める理由は、
“追突等で動いても、道路側にはみ出さないように”
という理由があります。
ハンドルを戻す際は動きながら
時折・・・
駐車が完了した時点で、
停止中にハンドルを真っ直ぐに戻す方がいます。
“据え切り”と呼ばれるこの行為、
実はタイヤにとってかなりの負担を与えています(>_<)
通常ハンドルを切るという行為は、
タイヤが回転している時に行われると想定されています。
停止中にタイヤを動かすという行為は・・・
例えるなら消しゴムを擦る様なもの!
(紙=地面 消しゴム=タイヤ)
因みに我々運転士が据え切りを行おうものなら、
整備士からひったすら怒られます笑
(擦れ方を見れば一発で解ります)
是非、
駐車中バックをする段階で
タイヤを戻す様心掛けましょう(*^O^*)
まとめ
如何でしたでしょうか。
①ハンドルを切ったまま駐車する事の危険性
②据え切りはタイヤの寿命を減らす
この二点について書きました!
いくら道中で安全運転をしていても、
目的地の駐車場で事故なんて
こ~んなに面白くない話はありません(>_<)
楽しい思い出を作れたとしても、
つまらぬ事で台無しになってしまいます・・・。
何より見た目もあまり良くありません。
道路走行時は勿論の事ですが、
駐車場内でも行儀良く
無事故でありたいものですね(^_^)b
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