素早い操作=カッコいい?
おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
公道に出ると実に様々なドライバーを目にします。
- 非常に慎重に安全運転する人
- 周囲の車との調和を大切にする人
- 自分しか見えていない運転をする人
- 公道をサーキットと勘違いしている人
世の中には様々な考えをもった人間が居て、
それぞれが思い思いの運転をするので
車社会というのは実社会と似ています。
なので、
車を運転する際には自らを守る運転、
所謂“防衛運転”に徹しなければいけません。
先に挙げたサーキットの様に走る車。
これに関しては認識が一般とはかけ離れており、
“素早い操作=カッコいい”
という勘違いをしている事が原因の一つです。
しかしながらそれは、
サーキットでの話であって公道では通用しません。
痛い思いをして始めて気付く事でしょう。
実はこれは、
バス運転士の世界でも時々見かける光景…(^^;)
・・・と言っても別に法を犯す様な事はしませんよ(笑)
つまり、
操作が雑になってくるという事です。
新任運転士が独り立ちをして慣れた頃、
特に車庫入れなんかではこういった操作が顕著に見られます。
●切り返せばノーリスクで入る所でも、
一発で危険を冒す様な持って行き方をする。
●ゆっくり下がれば良い所を無駄にアクセルを煽る
●ギア操作が乱雑で“ギア鳴り”が目立つ
(素早くギア操作をするとガリっと鳴ります)
こういったものが特に多くなってきます。
車庫入れというのは非常にリスキーで、
慣れているからこそ見落としも多い所。
実際に弊社では事故があった際に、
最も罰が重いのは車庫での事故です。
尚且つ、
車庫ですから急ぐ必要は全くありません。
車の運転に於いて、
最もカッコいい運転というのは
“視野が広く安全である”運転だと思っています。
そこに素早い操作というものは求められておらず、
多少ゆっくりでも無事故の方が皆に迷惑をかけません。
出庫から入庫まで、
常に落ち着いて運転していきたいものです。
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