防衛運転を身に着けよう! ~身近で出来るKYT~
よう!おはようございます!
バス運転士のけんぞ~です(^^ゞ
渋滞中の交差点、何に注意しますか…?(答えは文末にて)
いきなり問題から始まりましたが、
皆さんは、KYTという言葉をご存知ですか??
我々運転士界隈では必ず行うものなのですが、
一般的にはあまり知られていないかもしれません。
何なのかというと、
K.危険
Y.予知
T.訓練(training)
という事で危険予知訓練の事でした!
車を運転する者として、
必ず備えておくべき“危険予知”の感性。
これを鍛えるのがKYTなのです!
以前、先読み運転の重要性について記事をあげました。↓参照
この記事の中で、
“視野を広くする”事が大切であると書きました。
視野を広げると同時に今回紹介するKYTを行う事で、
広がった視野の中で危険を探しやすくなるんです!
JAF会員であれば毎月届く「JAFメイト」。
クーポンを見て捨ててませんか?(笑)
全ての内容を見る必要はありませんが、
是非チェックして頂きたいページがあります!!
それがコレ
危険予知のページです!
毎月異なったシチュエーションで、
KYTが出来るようになっています!
先ほどの回答は、
“歩行者が車道にでてくる”
というものでした。
危険が発生するパターンを知ることで、
先読み運転は一層事故を防ぐものとなります。
~それ以外にも出来るKYT~
それ以外にも、
YouTube等で「ドラレコ (事故) KYT」と検索すると
日本各地の危険予知に役立つドラレコ映像が沢山出てきます!
ここでKTYを効果的に行う手順を…
- 先ずは自分が運転していると仮定して、通して見る
- 二回目、“危険”に着目して一旦停止もしながら見る
- <重要>どうすれば防げたのかを考える
- 自身の運転に③を取り入れる
3番目が一番重要です。
「あぁ~こんな事故、怖いわぁ~」
で終わらさず、どうすれば防げるのかを考えましょう!
※バス目線でよければ、
「中央交通 KTY」がかなり勉強になります。
公式に上げられているドラレコKYT動画です。
~まとめ~
私自身多くのドラレコを見てきましたが、
ある程度の“危険”はパターン化されています。
例えば今回取り上げたJAFメイトのKYTもその一つ。
歩道で前が詰まっていたら追い越そうと車道に出る。
(特に傘をさしているので、車なんて見ていません)
今回は歩行者でしたが、
特にこの傾向は自転車に多いと言えます。
他にも、
狭い十字交差点では一旦停止無視による事故
渋滞中の歩道、対向車の陰から歩行者が…etc
似たような事故って本当に多いんです。
これらを知っているかないかというのは、
実際に事故をするかしないかに直結します。
是非日頃よりKYTにて危険予知の感性を鍛え、
事故を未然に防ぐ準備をしましょう~!(*^^*)
因みに私は本日、久しぶりの乗務です!
しっかりと防衛運転に務め、
安全運転にて行って参ります!
~ここで最初のKTYの答え合わせ…~
渋滞中の横断歩道、
バスの陰から歩行者の横断が考えられます。
止まれる速度にまで原則・又は停止してから通過しましょうネ!
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