観光バス運転士 行先のステップアップ！

おはようございます！

バス運転士のけんぞ～です(^^ゞ

今回は観光バス運転士と行先という事で、

要するに仕事内容のステップアップについて書いていきます！

ツアーバスで若い運転士だった場合、

「こんなに若いのに大丈夫なの？」

と思われるかもしれませんが、

実は結構な中堅の場合もあり得ます。

段階に分けて広がっていく仕事の世界、

少し覗いてみましょう～！(*^^*)

＜目次＞

※あくまでも弊社の場合

1.横乗り（見習い）時代

最初は先輩バス運転士の横乗りからスタートして、

車掌業務がメインとなります。

ここで言う車掌業務とは、

お客様への挨拶・左折時の横確認・トランク荷扱い

これらを指します。

実際の業務に携わりながら、

仕事の流れを覚える時期です。

2.送迎・台数２番手

見習いが終わり独り立ち。

最初はコースの決まっている企業輸送や、

大きな台数の２番手で経験を積みます。（下記事参照）

最初は遠足等比較的近場で慣らします。

busdriverkenzo.hatenablog.com

台数では初めて行くところばかりですので、

毎日毎仕業が勉強。

梯団長を追いかけながら、

梯団の走り方・道を覚えていきます。

正直一番キツイ時期で、

嫌になってやめていく運転士もここが一番多いです。

3.ワンマン１台デビュー

ある程度台数で経験を積み

事務所から認めて貰えるようになると、

ようやくワンマン１台で遠出をします。

遠出と言ってもデビューは

駅・空港送り、迎えが殆どです。

それでも初めて一人で乗る高速、自由に走れる解放感。

１台の気楽さに味を占める瞬間です。

（逆も然り、怖い思いと捉える人も）

そこから徐々に、

一人で行ける距離を遠くしていきます。

4.修学旅行デビュー

ある程度一人でも走れる様になり、

梯団走行の走り方も身に着いてきた頃…

修学旅行デビューをします。

（春・秋と年に２回チャンスがある）

これは運転士の中では結構なイベントで、

「いよいよお前も修学旅行デビューか！」

なんて声を掛けられるほどです(笑)

一生に一度の思い出作りですから、

信頼が無いと任せて貰えません。

なので実際現在ウチの会社では、

今年入社の新人は秋のデビューはお預け…

企業輸送しか仕事が無いのでどうしようもないのです＞＜

5.ツアーデビュー

修学旅行もデビューして、

更にワンマンでの経験も重ねた時。

いよいよ観光バス花形の「ツアー」を任せて貰えます！

勿論簡単なツアー内容からスタート。

隣の県に行くコースだったり、

殆ど高速１本道、狭い所ナシだったり…

安全なコースをチョイスされます。

そういったコースは月に何本も出ていて、

道を聞くにも誰でも知っているので勉強しやすく、

ゴールデンルートが決まっているものなのです(^o^)

この頃には“新人”からは抜け出しており、

台数でも２番手から外れる事が多くなります。

6.ついに特車！

更に経験を積み、

ツアーでの行先も多岐に渡ってきた所で…

特車での仕業を任せられます。

特車とは特別車の事で、

一般的なバスより豪華な車を指します。

床が木目調だったり、座席が豪華だったり、

トイレが付いているものですね！

特車は営業所にも数台しかない為、

“変わりが利きません”！！

なので信頼が厚くないと任せては貰えないのです。

（乗る方もある程度緊張しますよ～！）

7.ツアーで２泊等、更に遠くへ！役職も

ワンマン２泊等の長距離・長時間ツアーともなると、

結構な経験を積んでいないといけません。

ここまでくると、

役職（主任運転士等）付きか、

その一歩手前くらいまでなってきます。

因みに、

役職が付くと梯団長にも任命される可能性が高くなります。

～以上～

というわけでこの辺までにします！＼(^o^)／

如何でしたでしょうか！？

運転士のキャリアアップとでも言いましょうか、

行ける仕事ってどんどん増えていくんです！

あくまで弊社での場合ですので、

会社の規模や形態によって異なりますので

そこはご了承ください～(^-^;

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